人間らしく生きるために 社会と人間の根本を学ぶ

牧野ゼミナール/ヘーゲル『法の哲学』とマルクス

2014年度勤労協・牧野ゼミナール
ヘーゲル『法の哲学』とマルクス

講師= 牧野広義 (阪南大学教授・勤労協副会長)

現在、安倍内閣は、
平和憲法の破壊と集団自衛権の行使、
消費税の増税と大企業減税、
原発の推進、
労働法制の改悪、
NHKをはじめとしたマスコミへの介入と言論統制など、
政治・軍事・経済・労働・文化等の
あらゆる領域で攻撃をかけています。

これに対して、
革新・保守を超えて一致できる課題での共同の運動も前進し、
労働者と国民のたたかいもトータルに展開されつつあります。

今日、私たちは、
現実社会をトータルに把握して、
運動を展開することが求められています。
その点で、マルクスの理論が力を発揮します。

マルクスは、ベルリン大学でヘーゲル哲学を学んだだけでなく、
『ライン新聞』退職後の思想形成の過程でも
ヘーゲル『法の哲学』を批判的研究し、
古典派経済学の研究をすすめました。

こうして、マルクスは史的唯物論を確立しました。

その後、マルクスは経済学批判の研究に没頭して、
『資本論』などの重要な成果を生み出しましたが、
史的唯物論を体系的に詳しく叙述することはできませんでした。

私たちは、
ヘーゲルの『法の哲学』を
マルクスはいかに批判的に研究したのかをたどることによって、
マルクスの社会哲学について
体系的に深く学ぶことができます。

ヘーゲルの『法の哲学』は、
現実を理性的に把握することが哲学の役割であるとして、
法・権利論、道徳論、家族論、
市民社会論、国家論、世界史論にわたって
体系的に展開しています。

今回のゼミナールでは、
ヘーゲル『法の哲学』をテキストにして、
マルクスはこれをいかに批判的に研究したのかを
学びたいと思います。

この中で、
ヘーゲルの観念論を批判するマルクスの弁証法的な唯物論とは
いかなるものか、
近代的権利をどのように理解すべきか、
家族と市民社会との関係、
市民社会における労働の意義、
富と貧困の矛盾、
福祉行政の意義、
職業団体や労働組合の意義、
国家とは何か、
戦争か平和か、
世界史をいかに把握するべきか、
などを学ぶことができます。

多くの皆さんの参加を呼びかけます。

牧野広義

■ 講義日程(予定)とテーマ  
講義時間 午後6時30分~8時30分
① 10月 6日(月) ヘーゲル『法の哲学』「序文」
② 10月20日(月) 自由意志と法の哲学
③ 11月17日(月) 抽象法と所有権
④ 12月 1日(月) 契約と不法
⑤ 12月15日(月) 道徳とは何か
⑥ 1月19日(月) 善と良心
⑦ 2月 2日(月) 倫理と家族
⑧ 2月16日(月) 家族と市民社会
⑨ 3月 2日(月) 市民社会と労働
⑩ 3月16日(月) 司法活動
⑪ 4月 6日(月) 福祉行政と貧困問題
⑫ 4月20日(月) 職業団体
⑬ 5月18日(月) 国家とは何か
⑭ 6月 1日(月) 対外主権と国際公法
⑮ 6月15日(月) 世界史

■ 期  間 
2014年10月6日(月)~2015年6月15日(月)
月2回・第1・3月曜日、全15回
講義時間=午後6時30分~8時30分

■ 講  師 牧野広義(阪南大学教授・勤労協副会長)

■ テキスト ヘーゲル『法の哲学Ⅰ・Ⅱ』藤野渉・赤沢正敏訳(中公クラシックス)合計3240円

■ 会  場 関西勤労協会議室(JR・地下鉄「森ノ宮」駅下車、西へ徒歩2分)[ICB森ノ宮ビル4階]

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